【そのやり方】働き方改革6つのクソポイントとたった1つの改善方法【間違ってますよ】
こんにちわ、ゆっきーです。
今日は、クソッタレ働き方改革の実態について語ろうと思います。
あなたの会社はどうでしょうか?
うちの会社でもカエルカード、残業事前承認制度、IT機器の充実等で働き方改革を実施しておりますが、実際にどうでしょうか。
全部効果ありませんでした!!
- 1.働き方改革に興味のある会社は年々増えている
- 2.カエルカード
- 3.残業事前承認制度
- 4.IT機器の充実化
- 5.家持って帰ってない?PC強制シャットダウンの実態
- 6.数字だけ徹底管理!労務管理(わらい)
- 7.たった1つ成功させる秘訣 受注金を増やすだけ
- 9.(まとめ)これから起こりうるハプニング
1.働き方改革に興味のある会社は年々増えている
下記のニュースサイトより、働き方改革の関心は年々高まっています。
それはそうだ、労働基準法改正と働き方改革法案が2019年4月スタートですからねぇ。
出展:働き方改革の効果 企業の約4割が「従業員の満足を得られなかった」と回答
2.カエルカード
いわゆる、退社時間を社員が宣言するるやつですね。
実際どうでしょうか。ただ労務管理を現場、しかも末端に投げてるだけなんですよこれ。
図示すると下記の通りなんです。
変わらなくない?意識だけで業務量は減りません!!
3.残業事前承認制度
私はこれを制度のための制度と盛大に皮肉っております。
どういうことかと言うと、働き方改革という制度のために制度を作ってしまったという最大の失敗とも言えます。
残業を減らすために承認を行使するなんてナンセンスにもほどがあります。
こちらも下記の図をご覧ください。
業務量が増えているのがおわかりいただけましたでしょうか。
電子ならいいんですが、これがハンコですのでなおさらやばいです。自分で押して上司に貰いに行く時間、もったいなくないですか?
つまり制度・申請・承認行為は利益を生まない無駄作業が増えます。
4.IT機器の充実化
全員デスクトップPCを破棄して、ノートパソコンになりました。
海外・国内で飛行機等の移動時間でやるはもちろんですが、しまいには家でやれって宣言されたようなものです。ちなみに社外でやる分の残業は割増賃金でません。
ちなみに、僕はAdobe系のソフトウエアと3DSMAXなど3Dを駆使してプレゼン資料から、映像作成を行うことが業務で多々あります。
そんなヘビーワークをこなす必要があるのに、デスクトップですらCore i5 + メモリ4G + HDD なんてねーよ。
投資する方向性が間違ってます。隙間時間の利用も大事ですが、環境を快適にする投資が大事なのです。
ちなみに支給されたノートパソコン…タブレットなので、ヘビーワークできません。
5.家持って帰ってない?PC強制シャットダウンの実態
強制シャットダウンで強制帰宅っていう施策結構見受けられます。
それって時短ハラスメントになってませんか?大丈夫ですか?
あなたの受注量は、PCシャットダウンしてからも作業しないと終わらない量になってませんか。
なってたら、確実に下記の地獄絵図がまっています。
6.数字だけ徹底管理!労務管理(わらい)
さきの大項目3の残業時間事前承認制に加えて日々の退勤を記録して残業時間つけていくわけですが、どうでしょ。
そもそも徹底的労務管理はなぜ突然来たのでしょうか、それは2019年4月からの働き方改革関連法による長時間労働制限によるものでしょう。
で、実際にどうなったのか、もうお分かりですよね。
数字だけ徹底的に管理させて、長時間労働改善してるように見せてませんか?
実際に残業減らせ減らせって減ったのは何でしょうか。
私はいろんな会社の人と話す機会がありましたが、実態は数字だけで、減ったのは収入とやる気だけっていう声が挙がっております。
7.たった1つ成功させる秘訣 受注金を増やすだけ
じゃあ、ここまで文句垂らして、何が重要か。
それは 1つあたりの受注金額を増やす それだけです。
収入を増やせば
・新しい人増やせる → 1人あたりの作業量──残業時間が減らせる!
・新しい設備に投資できる → 作業効率化──労務単価は減らせる!
・安請け合いのブラック顧客を減らせる → 社内環境改善化・無駄な対応で無駄作業が減らせる!
・ボーナス支給 → これからの時代、残業代に変わる新しいインセンティブが必要!
ゆっきーの大好きな図示すりゃこうですよ。
もちろん難易度(作業量の見積もり)で受注金額は増減します。
しかし、物価上昇、人件費上昇しているなかで10年前と同じ作業量を同じ金額で出来ると思いますか? 仕事があふれてるのに安請け合いする理由はどこにあるのですか?
これがわかってない、経営層と客がバカです。
9.(まとめ)これから起こりうるハプニング
さて、これだけ、文句垂れてもたった1つの解決方法を提案いたしました。
実際にニュース見てると、成功例って下記の通りで数字ばかりなんですよね。。。
どれも、
・作業効率化で受注量が増えた!
・人件費削減できた!
・残業代が減った!
なんですよ。
ただ実態は、数字だけで現場は余計に圧迫してるだけです。
時短ハラスメントがはやりつつありますが、働き方改革失敗が5年後くらいにブラック企業同様に問題になると思います。
以上になります。