【深夜】居酒屋業界の労働 実態5ポイント【始発】
こんにちわ、ゆっきーです。
今回は業界紹介の第2弾といして、居酒屋業界をご紹介したいと思います。
おもに、
- 学生さんがアルバイトするべきところなのか
- 就職で好待遇が本当なのか?
を見ていきたいと思います。
- 1.最近ホワイト化?ワタミが?
- 2.実際の居酒屋ってどうなの? まず1日が長時間労働
- 3.非正規雇用に頼りすぎて休めない店長
- 4.末端押し付けられたクレジットカード、おすすめ商品ノルマ
- 5.給料安すぎて生活できない 不思議な給料体系
- おまとめ 人手不足で倒産こそしないけど、傾き始めてる居酒屋業界
1.最近ホワイト化?ワタミが?
そういやこんなニュースが今日あたりに話題になりました。
本当にホワイトなのでしょうか、働き方改革(苦笑)のように現場実態を把握せずまた数字だけなのでは?検証してまいりましょう。
投稿では、ワタミが推し進める「働き方改革」の成果が紹介されている。2015年は21.6%だった離職率が、15.8%(16年)、8.7%(17年)と年々減少しており、飲食サービス業の平均離職率30.0%(17年度雇用動向調査より)を大きく下回った。
ホワイトの根拠が離職率だけかよ!!
そもそも論としてワタミは洗脳じみた社長マンセーのレポートや講演会出席を行い、会社の帰属意識を高めさせることで有名です。
そんな会社の離職率が下がったところでなんのあてにもなりません。
有給取得日数も現場職(事業部)の日数を教えてほしいものですね、ちなみにワタミの総務・人事は完全週休(土日)休みです。
確かにホワイト企業ですね。
でも実際の店舗はそんなことないと思います。
2.実際の居酒屋ってどうなの? まず1日が長時間労働
ワタミを見てきたところでは、居酒屋の最大手であるモンテローザを見てみましょう。
ひどいものですね。
居酒屋も、建設業と同じように長時間労働が基本となっております。なぜなら、昼3時に仕込み・店の経理を行い、夕方5時くらいに営業開始、朝3時に店が終わってから掃除と、その日の売り上げ処理……。どうでしょう、社員1人で12時間は働かないといけない。
特にえぐいのは、帰り電車がないってパターンが多く見受けられます。
じゃあ、会社の近くに住めばいいじゃんって思う方いると思いますが、居酒屋店長のあるあるとして、転勤が多すぎて、まともに居を構えることができません。結果社宅利用で遠いところまで通う必要があります。社宅も経費削減で土地代が安い遠いところに設定されております。
これはどこの居酒屋業態も同じでしょう。
3.非正規雇用に頼りすぎて休めない店長
ほかのチェーン店も大体そうです。あるチェーン店なんかもだいぶ前にブラック企業大賞に選ばれて、その後どうなったかというと変わらなかったそうです。
バイトの出勤数に応じてノルマ人員を組んで、バイト過剰+客がいない日+アルバイト店長代行で初めて休みが取れます。
しかし、昨今ブラックアルバイトでも問題になったこの業界に足を入れる学生はいるのでしょうか?
(和解してたんですね……)
しかし、居酒屋──もっと大枠に飲食業界全体のブラックがわかりきって誰も入らなくなったので、今は人手不足と叫ばれております。自業自得ですね。
2019年に入管法の改正がされれば、外国人労働者も増える見込みが高い。マニュアル整備や研修制度の充実も経営の大きなポイントになりそうだ。
居酒屋業界でも外国人労働者をコキ使おうとしている魂胆見え見えですね。現在でも留学生とか散見するのは、もう日本人が募集にこないからです。来ない理由は、この人手不足時代なので、別にわざわざブラック業界に入る理由がないからです。ゆっきーならその辺の大手の派遣会社に登録しますね。
4.末端押し付けられたクレジットカード、おすすめ商品ノルマ
みなさん、その辺にありそうな居酒屋で飲んでるときに、クレジットカードの勧誘を受けたことはありませんか、
店員さんが必死に勧誘しておりましたが、
飲み屋に飲みにきているのに、金融商品を買う人なんてほぼまずいませんでしたね。
また、ウコンジュースやプレミアムビールを勧められたことありませんか。
これも季節の限定商品なのかわかりませんが、高確率で進められてきます。
好きなものを好きなように飲み食いするのが居酒屋でしょうが!!
さて、居酒屋業界でも、コンビニみたいに、商品ノルマがあることがわかりました。
店長よりかは、エリアマネージャといった、担当幹部が各居酒屋店舗に押し付けてるノルマになります。でも実際に売るのは
非正規雇用のフリーター・アルバイト学生になります。
もちろん減給などはありませんが、売上が悪ければ、シフトを減らされるリスクは十分にあります。
このことから、居酒屋アルバイトでは、ノルマがあるかしっかり確認をして働かなければならない、応募するのにハードルの高い業界であることがわかります。
5.給料安すぎて生活できない 不思議な給料体系
正社員は正社員で、基本給が10万程度で、固定残業代と役職手当が合算したよくわからない手当で8万とかざらにあります。おそらく各営業所で仕事しているため、本社で勤務実態の把握ができないから、みなし残業採用していると思われます。
そして、その店の売り上げが悪ければ、ボーナスもありません。それどころか宴会開いて自爆営業です。
おまとめ 人手不足で倒産こそしないけど、傾き始めてる居酒屋業界
昨今話題になったモンテローザも人手不足と、売上減で大量閉店を行っております。
あの一人勝ち組と言われていた鳥貴族に関しても、閉店こそせずとも深刻な客数減地獄に陥っています。
ワタミに関しては、ブラック代名詞を隠すことで何故か成功してますね。
本当にアホばっかだなぁって思うだけですが。
そして、増税で外食店は10%(軽減税率を受けることができない)ので、非常に苦しい2019年を過ごすことになるでしょう。
以上により、もう人海戦術や、ブラック戦術が通用しないってわかった以上、人を使ったサービス以外でイノベーションを行わない限りこの業界は厳しいと思います。
以上になります。